ニトリのイス
先日、妻と長男が家具量販店の「ニトリ」に行ってイスを買った。別に下調べもせずふらっと店に入り、気に入ったものを買って店を出た。支払いは妻のクレジットカードだったそうだ。直後、長男が自分のスマホを何気なく開いた。なんとそこにニトリの広告が現れ、今まさに見てきたイスの写真が紹介されていた。ただの偶然か、それともテクノロジーを駆使した必然か。妻と長男は驚きを通り越して気味悪さを感じた。
ターゲティング広告
顧客の興味関心をAIで推測し、ターゲットを絞ってインターネット広告配信を行う手法をターゲティング広告という。もはやSNSでは当たり前だ。だが今回の場合はいったいどういうルートで導き出されたのだろうか。事前になんの検索もせず、急にイスが必要になって飛び込んだだけ。財布は妻のもの。タイミングは瞬時。技術の粋であっても怖いし、偶然であっても怖い。
行き過ぎた情報社会
技術の粋としよう。ならばこれはやりすぎだ。そこまでお節介はしてくれるな。もっとゆるやかに我々と距離も取ってくれ。自分自身が巨大な情報産業にコントロールされているようで気分が悪い。販売系でなくても、程度・加減をあえてつけてほしい。YOUTUBEなどは観たい動画が自動的にラインナップされる。完全にコントロールされているならば、超一面的なコンテンツばかり見せられていることになる。大袈裟に言えば洗脳だ。情報社会は行き過ぎている。あえて歯止めをかけるのが人間の知恵だ。そしてあえて距離を取るのは個人の裁量だ。SNSやインターネットとはよくよく注意して相対するようにしたい。
