高松青果の齋藤社長と電算部の平本氏がお見えになりました。
高松青果さんは当社のコンピュータシステムを気に入ってくださり、それをベースに高松青果用にアレンジを施し、このたび新システムを導入されました。
それが一応無事に終了したので、当社にわざわざお礼を言いにお越し下さったのです。
その開発・導入にあたり、うちの会社は全面的に協力体制を敷きました。
・ すべてのプラグラムをオープンに提示したこと
・うちの電算部長の堀上君を何度も香川県高松に出張させアドバイスをさせたこと
などです。
齋藤社長は
「(丸果石川のシステムを)使わせてください、とお願いしたとき、御社の社長がなんのためらいもなく、ああどうぞどうぞなんでもかんでもすべて持ってってください、とおっしゃってくれたことに感激した」と述べられました。
うちの電算システムは大手システム会社のパッケージではなく完全自社開発なのです。
システムがもしも素晴らしく良いものだとしたら、それは会社にとって大きな武器になると同時に大変な資産価値になります。そこを踏まえての齋藤社長のお言葉だったと思います。
我が社長のポンポン気前のよい発言は、そこまでの重大性にもしかして気づいてない証左かもしれませんwが、いや、そんなことはない、こういう知的財産は共有し、仲間に拡散してこそ相乗効果が得られるものであり、うちも今まで、名果さんであるとか、いろいろな先進会社から恩恵を受けてきたわけであり、恩をお返しする番でしょう。
齋藤社長自らが、このシステムはいい、これを会社に浸透させるんだ、と決めた張本人ですから、高松青果はトップの号令のもと、社員さんがこれを使いこなすことになります。
データは使ってこそ意味があります。
システムと向き合い、使いこなすスキルに関しては、先輩であるうちよりも、高松さんがスッと上をいってしまう可能性は十分にあります。
そうすると今度はうちが高松青果に勉強しに行かなければならない。
そういうことを考えると、焦ってしまうんですよね、最近。
うちもこうしちゃおられんのです。